2011年03月16日

非日常の続き

3.11から、まるで日本中で悪い夢でも見ているような日々が続いています。
情報も錯綜し、何を信じていいのやら。

原発のことも改めて調べてみると、今回の件だけではなく、今までも恐ろしい事故は日本でも何度か起きていたようです。自分の無知の能天気さに呆れつつ、今回の福島原発に関してはもっと知識がほしいです。
友人のブログに以下のリンクがあり、正誤のほどは置いておいて、その語り口がわかりやすかったのでご紹介します。
原発がどんなものか知ってほしい

そして、googleの避難所名簿共有サービス、その他地震全般に関するリアルタイムな情報⇒東日本大震災。これは役に立つのではないでしょうか。


また、来週22日(火)に横浜ホテルニューグランドで予定されていた黒川浩・中沖いくこサロンコンサート(入場無料)は、延期となりました。ご了承ください。
コンサートは延期になりましたが、心に音楽がある、打ち込むものがある、というのは自分にとって幸せなことだと改めて感じています。被災地に復興の兆しが見えた頃に、心からの音楽を携えて現地に赴けるように、準備したいと思います。
テレビ局勤務の弟が被災地に赴き、我が家にとっても対岸の火事ではなくなったこの地震災害。でも心配していてもどうにもならない。頑張っている人たちに敬意と感謝を。

あ、たった今、静岡も揺れました。原発、止められないのだろうか…。

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さて、先日ミュージカル「Yes!クリスマス」が、無事上演されました。
何度も投げ出したいと思った苦しい作曲でしたが、終わってみれば「やって良かった!」と言えるから不思議。子供たちのキラキラした顔、元気いっぱいの踊り、精一杯の歌声、それを引き出す指導者の方々や大人の出演者さんたちの努力。どれもこれも一つとして欠けてはならないもの。本当にありがとうございました。
折りしも、父親を亡くした子供たちがその喪失を乗り越えて歌うことで前を向いていく物語。現実の厳しさに比べたらもちろん甘い話ではあるのですが、ストレートな「希望」の物語に、大ホール満員の客席にも何かが届いたようで、ところどころからすすり泣く声が聞こえてきました。
終演後、大学生くらいの男の子がその彼女に向かって「曲が良かった!」と話しているのが聞こえて、密かにニヤニヤしてました。作ったの私だよ!って言いたかったなぁ。嬉しかったなぁ。

ミュージカルというのは、台本からいろいろなもの(感情、間、空気感など)を読み取り、どんな動きも無駄にせず一人一人がその場で重要な役割を担い、助け合い、刺激し合いながら舞台上に立体的に時間を作っていく芸術です。
クラシック演奏者が、楽譜からいろんな事を読み取って、頭の中で音符一つ一つの役割を立体的に判断しつつ、ピアノならば指先で、瞬間を積み重ねていくのと非常によく似ています。
子供一人の空気が変われば皆が変わっていく、何か目に見えない大きな力が感動を呼び起こしていく様子…。とてもいろいろな事を勉強させていただきました。

それにしても…音楽に関しての知識はあれど、いわば作曲の素人である私が、よくもまぁこの3年、ミュージカル3作分も音楽を作ったものです。楽譜を書いて終わりならまだしも、オケ音源作成はパソコン作業。思うようにならず困難でイライラ連続。自分の頭の中で鳴っている音楽がうまく再現できないストレスは、演奏者だからこそかなりのものでした。
自分で納得がいかないことはこれ以上続けられず、またあれもこれもといろいろなことをさせていただくのはありがたいのですが何もかも中途半端になりそうで、作曲は残念ですが今年で最後にさせていただくことにしました。これまでいろいろとご迷惑をおかけしたF田さんM岸さんHさんをはじめとする現場のスタッフの方々、このような貴重な体験をさせていただき本当に充実した3年でした。ありがとうございました!
来年からは他の方がもっと素敵な音楽を作ってくださるはずです。新しいリバーキッズの新しいミュージカルを心から楽しみにしたいと思います。
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子供たちの涙が、いつも「感動」と「喜び」の涙でありますように。

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よく頑張った、泣くな、泣くな。これで終わりじゃないよ。


posted by ikuko at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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