2010年06月02日

東京でのお仕事

NHKカルチャーの講座にて、N響チェロ奏者の桑田歩さんの伴奏を少しだけですが、させていただきました。
講座そのものは、ドヴォルザークのチェロコンツェルトの話を中心にしたもので、桑田さんのお話は本当に本当に面白かった!!
自宅に持っていらっしゃるCDから抜粋して、いろんな奏者の演奏を聴き比べしていったのですが、原稿も何も見ずにスラスラと何年に誰が弾いた演奏で、ここがこう違って…とお話される様子は、本当に人間音楽辞典のようで、もうため息しか出ませんでした。思わず(伴奏者も一応講師の名目にはなっているのですが)受講生以上に熱心にメモを取ってしまいました。
受講生の方が、「何年にあのチェリストが日本に来て…」と、桑田さん自身がお生まれになるかならないかの事をお話されても、すぐに「ああ、その後何年と何年にも来ましたね、あの時はこうでしたね」とすぐに話が発展する、もう、「好き」とはこういうことかと感心するばかりでした。

仕事というのは、何でもそうなのだろうけれど、予定外の事をポンと直前に要求される、それに答えるためには予定以上の事をあらかじめ準備しておかなくてはいけない。
というより、音楽に対しての「欲」があれば自然とお願いされた事以上をしているはず…心のどこかでわかっていたけど忙しさを言い訳に線を引いてしまっていたのが、自分でとても情けないし悔しいです。当日の演奏ウンヌンの話ではなく、自分の根本姿勢を考えさせられました。
桑田さんレベルには到底なれないだろうけれど、自信を持って開けられる引き出しがいっぱいあるピアニストになるために、一直線でありたいです。


posted by ikuko at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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